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あけぼのばしノート

目の前のものを観察し、時々ビールを飲めば、世の中の仕組みが見えてくる

ソニー TR-55

電波

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撮影: 2017年2月6日 東京都中央区

1955年に発売された日本初のトランジスターラジオ、TR-55。ソニービルで開催中の『It's a Sony展』に展示されていたものだ。実物を始めて見た。使用トランジスターは5石、単三乾電池4本で動作する。上部に『TRANSISTORIZED』と書いてある。ダイヤル目盛り部分に『SONY』と書いてあるのが見えるが、この時点での社名は東京通信工業株式会社。1958年1月1日にソニー株式会社に変わった。

当時のパンフレットによると、回路構成は周波数変換局部発振 2T51、中間周波増幅二段 2T52×2、第二検波(自動利得制御) 1T22×2、低周波増幅一段 2T53 (又は2T61)、低周波出力増幅 2T12。定格は、受信周波数 535〜1605kc、中間周波数 455kc、実用電界強度 1〜2mV/m、電気的出力最大 20mW。その後の標準的な6石スーパーでは低周波出力増幅にトランジスターを2石使っているので、そのあたりが出力が小さい理由だろう。