あけぼのばしノート

目の前のものを観察し、時々ビールを飲めば、世の中の仕組みが見えてくる

滝野川 ごぼう

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撮影: 2015年3月8日 東京都新宿区

赤羽にある三益酒店で買ったビール。値段は、391円(税込)。この店でしか買えないオリジナルビールで、北区の名品に選ばれている。ラベルには、『江戸時代、参勤交代の大名達は帰国する際、必ず滝野川にてごぼうの種を買っていたことから、北区はごぼう発祥の地となりました。かおりは特に良く、柔らかさも抜群 先人達が残してくれた大切なごぼうを心に蘇らせ、伝えているものを読みとり、感じとり、大事に味わいたい。自分の住んでいる、生きている愛する滝野川の中で人々が心一つに結ばれ、新しいステキな町にしていきたい、それが滝野川ごぼう保存会の願いです。』と書いてある。

滝野川 ごぼう』という商品名を見ると、何となくペンネームや芸名の様な印象を受ける。多分、吉本ばなな、下関マグロ、北尾トロ中村うさぎ吉田戦車などと同じ構成の名前だからだろう。そのうち、滝野川ごぼうという作家が出てくるかもしれない。

色は若干濃いめのゴールド、或いは薄いオレンジ色で濁っている。知っていればごぼうと判る程度の、植物の香りがする。味は、甘味があり苦味も少しある。最初に苦味を少し感じた後、甘味がじわじわと現われてくる。モルトの甘味ではなく、ごぼうの甘味だ。後味にごぼうの風味が口の中に残り、時間をかけて弱まっていく。しっかりごぼうの味が感じられるのに、ごぼうジュースではなくビールに仕上がっている。絶妙な味作りだ。美味しい。つまみ無しでビールだけを味わいたいが、柳川鍋を食べながら飲むのもいい。

原材料は、大麦、麦芽、ゴボウ(国産)、糖類、ホップ。麦芽使用率25%未満。アルコール分は4.5%、内容量は350ml。酒税法の分類は、発泡酒。製造者は、新潟市の新潟麦酒株式会社。製造年月旬は、15.01.下旬。ラベルの画は、桐谷逸夫。三益酒店のホームページでは、原材料にごぼうだけでなくイチョウ、ビワ葉、ハトムギイカリソウも書いてあるが、ラベルにはこれらは書いてない。ラベルに書いてある原材料は、前記の通り。造り方が変わったのかもしれない。