あけぼのばしノート

目の前のものを観察し、時々ビールを飲めば、世の中の仕組みが見えてくる

放送記念碑

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撮影: 2015年2月6日 東京都港区

JR田町駅芝浦口のすぐそばにある放送記念碑。ここから東京放送局が、1925年(大正14年)3月1日試験送信、3月22日仮放送を開始した。波長375m (周波数800kHz)で、出力は220W、コールサインJOAK。アンテナは木製支柱の40m空中線だったらしい。同時に3月5日から愛宕山に局舎と鉄塔の建設工事が始まり、仮放送開始から4ヵ月弱後の7月12日、愛宕山から本放送を開始した。

案内板には、『ここは大正十四年三月二十二日わが国最初の放送電波が発せられたゆかりの地です。東京放送局が、当時ここにあった東京高等工芸学校の図書室を仮放送所としてラジオ第一声を送り出しました。この放送発祥の地に、放送開始三十周年を記念して「放送記念碑」を建立したものです。日本放送協会』と書いてある。東京高等工芸学校は、校舎焼失により千葉県に移転し、学制改革や改組を経て千葉大学工学部になった。

1925年には、大阪放送局(JOBK、波長385m、出力500W)と名古屋放送局(JOCK、波長360m、出力1kW)も放送を開始している。この頃は、周波数ではなく波長で表していた様だ。翌1926年(大正15年)8月、3放送局が合併し、社団法人日本放送協会が発足した。