あけぼのばしノート

目の前のものを観察し、時々ビールを飲めば、世の中の仕組みが見えてくる

カクバネヒゲナガキバガ

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撮影: 2017年6月27日 東京都文京区

道路沿いの金属製の塀にとまっていた小さなガ。体の後ろを持上げている。太くて長い、白い触角が目立つ。チョウ目ヒゲナガキバガ科ホソバヒゲナガキバガ亜科Lecitholaxa属のカクバネヒゲナガキバガの様だ。幼虫は枯葉を食べるらしい。

ヨツモンホソマルハキバガ

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撮影: 2017年6月27日 東京都文京区

道路沿いの金属製の塀にとまっていた小さなガ。黒地に白に近いクリーム色の模様がある。頭部もクリーム色。チョウ目カザリバガ科カザリバガ亜科Macrobathra属のヨツモンホソマルハキバガの様だ。和名はついているが学名は未だ無い。標準図鑑にも掲載されていない。カザリバガ科なのにマルハキバガと付く和名は紛らわしいので、記載の時に和名が変わるかもしれない。

キンバネチビキバガ

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撮影: 2017年6月27日 東京都文京区

道路沿いの金属製の塀にとまっていた小さなガ。黄色の地に黒い模様がある。チョウ目キバガ科キバガ亜科Sergeya属のキンバネチビキバガの様だ。標準図鑑まではSinevia属とされていたが、カメムシ目の属のホモニムだったため変更になっている。数が少ない種なのか、ネットで探しても情報が少なく、写真は『富山県産蛾類博物館』にしか見つからない。

ヤマトカギバ

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撮影: 2017年6月27日 東京都文京区

道路沿いの金属製の塀にとまっていた薄い茶色のガ。チョウ目カギバガ科カギバガ亜科Nordstromia属のヤマトカギバの様だ。同属のエゾカギバとよく似ているが、色が明るいし、東京の平地にはエゾカギバはいない様なので、ヤマトカギバで良さそうだ。幼虫はコナラ、クヌギ、クリの葉を食べる。

コヒメハナカメムシ

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撮影: 2017年6月25日 東京都新宿区

先週の金曜日に帰宅した時、右腕に軽いかゆみを感じたので見ると、小さな黒い虫がとまっていた。大きさは、翅端まで2mm弱。気になったので捕まえて写真撮影。肉眼ではコバチの様にも見えたが、拡大写真を見るとカメムシだった。『カメムシ図鑑第2巻』の外観による検索表を見ていくと、カメムシ目ハナカメムシ科ハナカメムシ亜科ヒメハナカメムシ族ヒメハナカメムシ属(Orius)のコヒメハナカメムシという事になった。ただ、半翅鞘楔状部の色は微妙なので、タイリクヒメハナカメムシの可能性もある。

ヒメハナカメムシ属は、アザミウマやアブラムシを食べるので生物農薬として利用されている。検索してみると、タイリクヒメハナカメムシ剤とナミヒメハナカメムシ剤が農薬登録されており、ボトル入りの成虫がいろんな商品名で販売されている様だ。商品の説明を見ると、主にアザミウマをターゲットにしている。